ジムミシュラン:ビッグロック本館
9/5 ここのところ新規ジムをいろいろと見て回ってきた。
改めて平素世話になっているビッグロック本館を検証してみることに。極力公平性を保つため辛口で、、、
ビッグロック本館はバスが必須のためアクセスはイマイチ。
それに加えてもうひとつ問題点が。ジム間近まで来た景色がコレである。どこにも看板らしきものが見えない。一見さんがジムまでのアプローチをオンサイトできないゆえんである。と言っても20年前からこの状態、オーナーは一向に気にしていないと見える。その一方で「登録料不要」は初めての人には魅力的な交換条件である。あと、近年近くにトレッサ横浜ができたため少し近くに感じるようになった(笑)
【冒頭の画像】
幅の狭い道の正面から見るとやっと看板が。よく見たら「JAOクライミングスクール」と書いてあった。これを知っている人はかなりのマニアだ。
【ジムの広さ】
もともとリード壁もあった本館はかなり広い
壁の数:10面
同時登攀可能人数:9名
となっている。いつもすいているためとにかく快適。
【グレード感】
ひとまずグレード表はこんな感じ。同じ色のテープでも傾斜のきつい壁だと難しいと言うアバウトなグレーディングである。このジムは最近のジムと違い「ファイル課題中心のジム」のため、テープ課題は少ない。少ないと言っても壁が11面あるため、なんだかんだいって各色20課題ぐらいはあるかな。
コンデジのため全体図を撮影することが出来なかったのでマップから。全体的な壁の配置はこんな感じ。壁にかいてある番号は今月のマンスリー課題の配置図。
奥から入り口に向かって撮影(全体図の右下から左下へ向いている)手前からスラブ壁、マントル壁、緩傾斜の壁、正面に再びスラブ。垂壁やスラブが2面ずつあるのが特徴。
もともとリード壁があった場所なのでいまもその面影がある。よく見るとクラックも残っており、ボルダーのマンスリー課題なのにクラックが普通に登場するあたりがトラッドなジムである。
【このジムの特徴①】
なんてことないように見えるこの壁が私のお気に入り。ファイル課題中心のジムのためハリボテや巨大ホールドが少ない。そのおかげで外岩宿題ルートの核心ムーブのシミュレーション課題が作りやすい。この壁のおかげで何本の5.12のトライ数を短縮できたことか。
【このジムの特徴②】
画像とは関係ないけど、マンスリー課題のクオリティが高い(と個人的に思う)。スタッフと常連が一ヶ月かけて力作を持ち寄った中から厳選して毎月30課題を全ての壁にまんべんなく設定。よってセッターの「クセ」がない。それでいて
易しい課題も見ただけではムーブがわからない課題も多く、パズルを解く楽しさがある。先ほどの全体図を見ればわかるようにどっかぶり課題は少ない。ターゲットが初中級者だからであろう。
【このジムの特徴③】
一転してこの強烈なルーフ壁。
他のジムで殆ど見たことない規模のルーフである。いうまでもなく小山田大氏がこのジム所属だった頃からの壁。当時はえぐい一本指ポッケが無数についていた印象が。
強い人が集まる130度壁。この壁だけは最近のジムに近いといえば近いような気がするが、下手な私はあまりとりつかないので違いがよくわからない。
【その他①】
なんかいびつなキャンパボードとトレーニング道具。
【その他②】
ここまで敢えて書かなかったが奥には膨大な数のマンガや「ちゃぶ台」があるなど、「まったり感」がにじみ出ている。常連さんには「アットホーム」に感じる一方で、今時のオシャレなジムから始めた山ガールから見れば、「昭和のボクシングジム」な雰囲気である。
【課題と距離感】
他のジムに比べて細かいカチの割合が高く、ハリボテホールドの割合が低い。よって連登すると常連さんでも指に来る。スタッフも客も外岩中心のせいか課題もなんかそんな感じ。スタッフも客も平均年齢高めなので極端なリーチ物は少ない。マンスリー課題が30課題、道場課題が毎週15課題ずつ増殖する上に名セッターのファイル課題があるので独りで何回か連続で来ても課題に困ることは無い。
【良い点】
・外ルートのシュミレーションに最適ジム
・平日は終日同じ料金
・いつもすいている
・ムーブ解析系課題が多い
【残念なところ】
・アクセス
・ファイル課題を憶えられない人は、、、
・ギャル少な目
【総評】
老舗ビッグロック本館は一言で言うと
「ガンコ親父の隠れ家風ラーメン屋」
って感じかな。
アクセス悪いし看板も出てないし中もオシャレじゃない。客集めのために流行りものを出して媚びたりしない。でも課題を味わってみると味わい深くてまた通いたくなるのである。
最後に一言:
『ガンコ親父』と言っても実際の大岩夫妻とスタッフは皆感じのよい人たちなので誤解のないように
改めて平素世話になっているビッグロック本館を検証してみることに。極力公平性を保つため辛口で、、、
ビッグロック本館はバスが必須のためアクセスはイマイチ。
それに加えてもうひとつ問題点が。ジム間近まで来た景色がコレである。どこにも看板らしきものが見えない。一見さんがジムまでのアプローチをオンサイトできないゆえんである。と言っても20年前からこの状態、オーナーは一向に気にしていないと見える。その一方で「登録料不要」は初めての人には魅力的な交換条件である。あと、近年近くにトレッサ横浜ができたため少し近くに感じるようになった(笑)
【冒頭の画像】
幅の狭い道の正面から見るとやっと看板が。よく見たら「JAOクライミングスクール」と書いてあった。これを知っている人はかなりのマニアだ。
【ジムの広さ】
もともとリード壁もあった本館はかなり広い
壁の数:10面
同時登攀可能人数:9名
となっている。いつもすいているためとにかく快適。
【グレード感】
ひとまずグレード表はこんな感じ。同じ色のテープでも傾斜のきつい壁だと難しいと言うアバウトなグレーディングである。このジムは最近のジムと違い「ファイル課題中心のジム」のため、テープ課題は少ない。少ないと言っても壁が11面あるため、なんだかんだいって各色20課題ぐらいはあるかな。
コンデジのため全体図を撮影することが出来なかったのでマップから。全体的な壁の配置はこんな感じ。壁にかいてある番号は今月のマンスリー課題の配置図。
奥から入り口に向かって撮影(全体図の右下から左下へ向いている)手前からスラブ壁、マントル壁、緩傾斜の壁、正面に再びスラブ。垂壁やスラブが2面ずつあるのが特徴。
もともとリード壁があった場所なのでいまもその面影がある。よく見るとクラックも残っており、ボルダーのマンスリー課題なのにクラックが普通に登場するあたりがトラッドなジムである。
【このジムの特徴①】
なんてことないように見えるこの壁が私のお気に入り。ファイル課題中心のジムのためハリボテや巨大ホールドが少ない。そのおかげで外岩宿題ルートの核心ムーブのシミュレーション課題が作りやすい。この壁のおかげで何本の5.12のトライ数を短縮できたことか。
【このジムの特徴②】
画像とは関係ないけど、マンスリー課題のクオリティが高い(と個人的に思う)。スタッフと常連が一ヶ月かけて力作を持ち寄った中から厳選して毎月30課題を全ての壁にまんべんなく設定。よってセッターの「クセ」がない。それでいて
易しい課題も見ただけではムーブがわからない課題も多く、パズルを解く楽しさがある。先ほどの全体図を見ればわかるようにどっかぶり課題は少ない。ターゲットが初中級者だからであろう。
【このジムの特徴③】
一転してこの強烈なルーフ壁。
他のジムで殆ど見たことない規模のルーフである。いうまでもなく小山田大氏がこのジム所属だった頃からの壁。当時はえぐい一本指ポッケが無数についていた印象が。
強い人が集まる130度壁。この壁だけは最近のジムに近いといえば近いような気がするが、下手な私はあまりとりつかないので違いがよくわからない。
【その他①】
なんかいびつなキャンパボードとトレーニング道具。
【その他②】
ここまで敢えて書かなかったが奥には膨大な数のマンガや「ちゃぶ台」があるなど、「まったり感」がにじみ出ている。常連さんには「アットホーム」に感じる一方で、今時のオシャレなジムから始めた山ガールから見れば、「昭和のボクシングジム」な雰囲気である。
【課題と距離感】
他のジムに比べて細かいカチの割合が高く、ハリボテホールドの割合が低い。よって連登すると常連さんでも指に来る。スタッフも客も外岩中心のせいか課題もなんかそんな感じ。スタッフも客も平均年齢高めなので極端なリーチ物は少ない。マンスリー課題が30課題、道場課題が毎週15課題ずつ増殖する上に名セッターのファイル課題があるので独りで何回か連続で来ても課題に困ることは無い。
【良い点】
・外ルートのシュミレーションに最適ジム
・平日は終日同じ料金
・いつもすいている
・ムーブ解析系課題が多い
【残念なところ】
・アクセス
・ファイル課題を憶えられない人は、、、
・ギャル少な目
【総評】
老舗ビッグロック本館は一言で言うと
「ガンコ親父の隠れ家風ラーメン屋」
って感じかな。
アクセス悪いし看板も出てないし中もオシャレじゃない。客集めのために流行りものを出して媚びたりしない。でも課題を味わってみると味わい深くてまた通いたくなるのである。
最後に一言:
『ガンコ親父』と言っても実際の大岩夫妻とスタッフは皆感じのよい人たちなので誤解のないように
- 関連記事
-
- 対策課題企画倒れの巻 (2014/10/15)
- ストイックになりきれず (2014/10/08)
- 一日27課題完登してみた (2014/10/07)
- ゆるゆるセッション@BR (2014/09/30)
- このグレードの違いわかりますか? (2014/09/11)
- 成果はあったが独り黙々系 (2014/09/10)
- 満足いくトライだった (2014/09/09)
- ジムミシュラン:ビッグロック本館 (2014/09/05)
- 早速忘れ物@BigRock本館 (2014/09/03)
- 強々メンバーとマンスリー課題@BR (2014/08/27)
- マンスリー課題を黙々と@BR (2014/08/06)
- だいぶ回復してきたか!?@BR (2014/07/30)
- ゆるボル@ビッグロック本館 (2014/07/16)
- 15便で登れる5.11a設定プロジェクト@BR (2014/04/30)
- ルート設定だけのつもりが、、、@BR (2014/04/22)
この記事へのコメント
トラックバック
URL :